雨竜沼湿原で見られる花

湿原に咲く代表的な花

下記は雨竜沼湿原一帯で見られる湿原を代表する花です。写真をクリックすると花図鑑にジャンプします。

花の写真
花名
科名 特徴 花期
ミズバショウ サトイモ科 白色卵形の仏炎苞が円柱状花序を包む。甘い香りを放つ。                
ショウジョウバカマ ユリ科 茎の先端に淡紅色〜濃紅紫色の小さな花がまとまって横向きにつく。                
ハクサンチドリ ラン科 茎頂に紅紫色の花を穂状に多数つける。唇弁は3裂し、裂片は鋭くとがる。            
ワタスゲ カヤツリグサ科 茎先に鱗片が黒っぽい灰色で黄色の葯のある花を多数つける。果期には花被片が綿毛になる。            
ホソバノキソチドリ ラン科 茎頂の穂状花序に黄緑色の花を多数つける。距は細長く下を向くか前方に弓なりになる。            
ヒオウギアヤメ アヤメ科 茎頂に青紫色の花をつける。外花被片は外側に反り返り、基部に黄色地に紫色の網目模様がある。            
ヒメシャクナゲ ツツジ科 小低木で、花柄、がく、花冠がともに淡い桃色。花は円い壷状で先には小さな裂片がある。                
ウリュウコウホネ スイレン科 池塘に生え、黄色の花をつける。柱頭盤は暗紅色。子房は赤褐色。            
エゾベニヒツジグサ スイレン科 池塘に生え、白色の花をつける。雄しべの葯と柱頭盤(雌しべの先)の両方が紅紫色。            
モウセンゴケ モウセンゴケ科 茎先の総状花序に白色の花をつける。葉の腺毛から粘液を出して昆虫を捕らえる食虫植物。            
チングルマ バラ科 枝が分岐してマット状に広がる小低木。花茎に白色の花をつける。果期に花柱が羽毛状に伸びる。              
オオバタチツボスミレ スミレ科 茎頂に紫紅色の花をつける。唇弁や側花弁に紫の筋が目立つ。側花弁に白い毛がある            
エゾカンゾウ ユリ科 茎頂の花序に橙黄色の花をつける。朝開花し、夕方閉じる。湿原に大群落をつくる。            
エゾノシモツケソウ バラ科 茎先の散房花序に紅紫色の花を密につける。              
タチギボウシ ユリ科 茎上部の花序に淡紫色の花を
つける。花には紫色のすじがある。葉や茎が立つ。
             
ウメバチソウ ユキノシタ科 茎先に白色の花をつける。花はウメに似る。          
エゾリンドウ リンドウ科 茎頂、葉腋に青紫色の花をつける。