クマイチゴ　（熊苺）
Rubus crataegifolius
バラ科　キイチゴ属

低地〜山地の日当たりのよい林縁などに生える落葉低木。茎はつる状に伸び、高さは１〜２メートル
になり、扁平な刺がある。枝先の円錐状花序に、直径２センチ前後の白色の花を数個つける。
花弁、がく片は５個。葉は互生し、広卵形で、３〜５個に中裂から深裂する。基部は切形〜心形で
縁に重鋸歯がある。葉裏の葉脈や葉柄に鈎状の刺がある。果実は球形で、直径１〜１．５センチ。
赤く熟し、食べられる。
和名の由来は、熊の好物だとか、熊の出没するような場所に生えるとか諸説あるようである。

花期：６〜７月　　分布：北海道、本州、四国、九州

恵庭公園で見られるキイチゴ類は、他にもあると思われるが、本種しか確認していない。2011.6.26

クマイチゴは、恵庭公園の遊歩道沿いで見られた。他に マタタビ、イワガラミ、ミツバウツギが見られた。
2009.6.13

恵庭市　恵庭公園

葉は単葉で、３〜５個に中裂から深裂する。 他のキイチゴ類は３〜５個の小葉で１枚の葉 を作る。 2011.6.26 Canon EOS 20D＋SIGMA AF50mm F2.8 MACRO

2009.6.13 Canon EOS 20D＋SIGMA AF50mm F2.8 MACRO