デルフィニウム
Delphinium 'Summer Blues'
別名：オオヒエンソウ、デルフィニューム
キンポウゲ科　オオヒエンソウ(デルフィニウム)属

デルフィニウムは、ヨーロッパ、アジア、北アメリカなどの山岳地帯が原産の多年草で、茎の高さは３０〜１００
センチになる。古くから園芸化されていて、現在は、交雑、品種改良が進み４０００を越える品種が育成され
ているという。茎は直立し、総状または穂状花序に、直径２．５〜４センチの花を多数つける。花弁に見える
のは萼片で５個あり、上萼片には距がある。中心部に４個の花弁がある。花色は、鮮やかな青を中心に
紫、桃、白がある。葉は掌状に裂ける。

わが家のデルフィニウムは、２００７年６月に恵庭市の花の牧場で購入した矮性の宿根草である。花色は澄み
きった青空のように清々しく、後方に突き出した距は花に止まっているとんぼのように愛らしい。ポット苗で
売られていたが、品種の書かれたラベルは付いておらず、店頭に「デルフィニウム　サマー」という表示が
あった。青色と白色の２種類が並べてあったが、品種の区別はなかった。後日、同じものがホームセンター
のホーマックで売られていたが、「デルフィニウム　バタフライ」という表示があった。手持ちの図鑑やネット
検索などで品種を調べた結果、青色の方は「サマーブルーあるいはサマーブルース」に似ているが
「サマーホワイト」という品種は見つけられなかった。一方、青色を「ブルーバタフライ」、白色を「ホワイト
バタフライ」として販売している例が見られた。筆者は取り敢えず、後者の方を採用した。

花期　６月下旬〜７月下旬

ブルーバタフライ 株全体にブルーの花がつき鮮やか。 茎の高さは約３０センチ、花の直径は ４〜６センチ、距の長さは２〜３センチ。	ホワイトバタフライ 茎の高さは約３０センチ、花の直径は ３．５〜５センチ、距の長さは２〜２．５ センチ。 ２００７年晩秋、バラの雪囲いの際に 誤って支柱を根に突き刺してしまい 翌年は芽が出てこなかった。
２００７．７．５

わが家での管理方法