カタバミ　（傍食、片喰）
Oxalis corniculata
別名：スイモノグサ、ミガキグサ、ゼニミガキ、チドメグサ
カタバミ科　カタバミ属

低地の道端、庭、荒地などに生え、茎の高さは１０〜２０センチで、地をはって広がる。葉液から
伸びる花茎に、直径約８ミリの黄色の花を１〜８個つける。葉は３個の小葉からなり、長い柄が
ある。小葉は倒心形。�刮ﾊは円柱形で上向きにつく。熟すとはじけ、多数の種が飛び散る。茎や
葉にシュウ酸が含まれ、すっぱい味がする。

本種に似るエゾタチカタバミは、全体に大きく、茎は地をはわず直立する。鉢植えなどで、葉が
小さくて赤紫色を帯びた種類が見られるが、アカカタバミ(Oxalis corniculata f. rubrifolia)と
いう。

花期：５〜１０月　　分布：日本全土

参考資料
梅沢俊　『北海道の草花』　北海道新聞社　２０１８年６月３０日　初版
監修／林弥栄　改訂版監修／門田裕一　『山溪ハンディ図鑑１　増補改訂新版　野に咲く花』
山と溪谷社　２０１３年３月３０日

最終更新日　２０２０年１２月１６日
・参考資料を追加した。
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カタバミは、野幌森林公園一帯で見られた。わが家の庭や玄関先のアスファルトの割れ目
などでも見られる。採っても採っても生えてくる丈夫な植物で、わが家では厄介な雑草の一つ
として扱われている。(笑)
家紋の片喰や剣片喰は、カタバミの葉を図案化したものだという。2006.7.17

茎は地をはって広がる。

2006.7.17　江別市　野幌森林公園