ヒメイチゲ　（姫一華）
Anemone debilis
キンポウゲ科　イチリンソウ属

低地〜高山帯に生え、茎の高さは５〜１５センチ。茎頂に、直径１センチほどの白色の花を１個
つける。花弁状の萼片は５個。根生葉は１回３出複葉。茎葉は３個輪生し、３出複葉で、小葉は
線状披針形〜披針形。柄はなく、粗い鋸歯がある。エゾイチゲに似るが、全体に小型で、小葉は
やや細め。林内にポツン、ポツンと咲く。

花期：５〜７月　　分布：北海道、本州(中部地方以北)

恵庭市の恵庭公園では、公園一帯に分布していて、小群落も多い。露出オーバーになり易い
被写体なので、撮影直後のチェックに気を付けている。2009.5.2

恵庭市　恵庭公園

2009.5.2 Canon EOS 20D＋EF100mm F2.8マクロ

白老町のポロト自然休養林の中央コースやカムイコースで見られた。2009.5.16

白老町　ポロト自然休養林
粗い鋸歯が目立つ。 2010.5.22 Canon EOS 20D ＋SIGMA AF50mm F2.8 MACRO	ほたるは、「腰をくねらせて 踊っているみたいだねっ♪」と シャッターを押した。 2009.5.16 Canon Power Shot G7 撮影者：ほたる

野幌森林公園では、花弁状の萼片が６個や７個の個体も見られた。普通は５個。2008.4.29

札幌市の気温は、今年初めて２０度(２０．４℃)を越えた。野幌森林公園の瑞穂の池周辺では
可憐なヒメイチゲが点々と咲いていた。2006.5.6

江別市　野幌森林公園
花弁状の萼片は５個。小葉は線状披針形で、鋸歯がある。 2006.5.6　Canon EOS 20D＋EF100mm F2.8マクロ
花弁状の萼片が６個。 こちらも、鋸歯が見られない。 2008.4.29	花弁状の萼片が７個。小葉は線状 披針形だが、鋸歯が見られない。 2005.5.21
Nikon COOLPIX995