オキザリス
Oxalis spp.
カタバミ科　オキザリス(カタバミ)属

オキザリスは、南アフリカやブラジルなどが原産の球根植物で、世界中に５００種以上の原種が分布するという。
多くは雑草化するため、園芸品種として栽培されているのはそのうちの１００種ほどだという。


オキザリス・レグネリー(＝トリアングラリス、又はトライアングラリス)
別名：ムラサキノマイ(紫の舞)
Oxalis regnellii(=Oxalis triangularis)

わが家のオキザリス・レグネリーは、ブラジルなど南アメリカが原産で、塊根を持つ宿根草である。
草丈は５〜１５センチで、地中の塊根から長い花茎を伸ばし、先端の散形状花序に、直径２センチ
ほどの淡桃色の花を数個つける。花は日が射すと開き、日が陰ると閉じる。
葉は、塊根から長い葉柄を伸ばし、先端に倒三角状の葉を３個輪生状につける。葉の表面は紫褐
色を帯び、紫色の斑紋がある。裏面は赤紫色を帯び、短い毛が密生する。葉は夜が明け明るくなる
と平に開き、暗くなると閉じる。

花期：初夏〜夏(わが家ではほぼ周年)

レグネリーは、日当たりのよいリビングの出窓に置いている。 セントポーリアと同じように室温を１５〜２５℃に保ち強い 陽射しはレースのカーテンで遮断し、１〜２週間毎に液肥を 与えている。生育環境が合っているのだろうか、周年花を つけてくれる。 ２００８．３．２

オキザリス・プルプレア
別名：バリアビリス
Oxalis purpurea(=Oxalis variabilis)

オキザリス・プルプレアは、南アフリカが原産で、塊根を持つ宿根草である。草丈は７センチ
前後で、地中の塊根から約７センチの花茎を伸ばし、直径４センチ前後の花を１個つける。
花色は白、紅紫、淡桃がある。花は日が射すと開き、日が陰ると閉じる。
葉は、塊根から５センチ前後の葉柄を伸ばし、先端に倒心形の小葉を３個輪生状につける。
葉の表面は緑色、裏面も緑色だが、短い毛が密生し白っぽく見える。葉はレグネリーの
ように開いたり、閉じたりしない。

花期：春〜夏

わが家のプルプレアは、鮮やかな紅紫色。レグネリーと同じ 場所に置いて管理している。 ２００９．３．２１

わが家での管理方法