ノイバラ　(野茨)
Rosa multiflora
バラ科　バラ属

山野や河原などに生え、高さが２メートルほどになる落葉低木。多数の幹、枝に分かれ、先はやや
つる状になる。枝と葉柄にはとげがある。枝先の花序に、直径約２センチの白色の花を多数集まって
つける。花弁、がくは５個、果実は５〜１０ミリのやや長い球形で、赤く熟す。
葉は互生し、奇数羽状複葉。小葉は７〜９個あり、倒卵形で、縁に鋸歯がある。葉軸には刺や毛が
ある。

花期：６〜７月　　分布：北海道(西南部)、本州、四国、九州

幹が２メートル余りの弓状になり、所々から枝を出し、たくさんの花を付けるノイバラと出会った。2012.7.18

ノイバラは、白老町のヨコスト湿原一帯で見られた。ノイバラを初めて撮影したのは広島県の八幡高原
で、広い範囲に群生していて見事だった。北海道ではウトナイ湖畔で初めて見たが、今回を含め
どこも個体数は少ないように思う。2008.7.13

白老町　ヨコスト湿原
幹が２メートル余りの弓状になり、たくさんの花を付けていた。 2012.7.18 Canon EOS 5DMK2+SIGMA AF50mm F2.8 MACRO
2011.7.3 Canon PowerShot G11 撮影者：ほたる
Canon EOS 20D＋EF100mm F2.8マクロ	Canon Power Shot G7 撮影者：ほたる
2008.7.13

花後に注意して歩いたところ、どうやらノイバラの存在に気がつかなかっただけのようだ。枝を天空に
向けて勢い良く伸ばす株が結構見られた。2008.7.19

ノイバラは、恵庭公園の遊歩道沿いで見られた。時間がなく、全コースを歩けなかったが、数株見られ
うち１株に花をつけていた。2008.7.5

恵庭市　恵庭公園

2008.7.5 Canon EOS 20D＋EF100mm F2.8マクロ