ナナカマド　（七竈）
Sorbus commixta
バラ科　ナナカマド属

低地〜山地の林縁などに生え、高さが１０〜１５メートルになる落葉樹。枝先の複散房花序に直径
６〜１０ミリの白色の花を上向きに多数つける。花弁は５個で平開する。葉は奇数羽状複葉。
小葉は長楕円形で、９〜１７個。縁には細かい鋸歯がある。果実は上向きにつき、球形で、赤く
熟す。秋に葉が紅葉する。

花期：６月　　分布：北海道、本州、四国、九州

ナナカマドは、北海道では街路樹としてポピュラーだが、野幌森林公園では自生しているのが見ら
れる。高さは１０メートル以上になるが、写真は幼木で３メートルほどだった。自生しているナナカマド
は、札幌近郊では、樽前山の７合目付近のものがよく知られ、紅葉の時期には中腹が真っ赤に
染まる。2010.6.6

2010.6.6　江別市　野幌森林公園 Canon EOS 20D＋SIGMA AF50mm F2.8 MACRO