クモキリソウ （雲切草)
Liparis kumokiri
ラン科　クモキリソウ属

低地〜山地の林内や林縁などに生え、茎の高さは１５〜３０センチ。茎頂の花序に、淡緑色または
黒褐色の花を５個〜１５個つける。背萼片、側萼片、側花弁はともに細い管状で、長さは約８ミリ。
唇弁は広い舌状で反り返り、長さは約６ミリ。葉は２個あり、長楕円形で、縁は波状に縮れる。

花期：６〜７月　　分布：北海道、本州、四国、九州

クモキリソウは、野幌森林公園の志文別線の遊歩道沿いで見られた。その場所は、年に何回か
下草刈りが入るが、係りの方が雑草だけを巧みに刈り取ってくれるので嬉しい。2006.7.9

2006.7.9　江別市　野幌森林公園　Nikon COOLPIX995

クモキリソウは野幌森林公園でも見られた。2004.7.1

クモキリソウは札幌周辺自然遊歩道沿いに咲いていたが、全体が淡い緑色で目立たない。「珍しい
花はないか」とゆっくり、キョロキョロしながら歩いたお陰で昆虫のような花とギザギザの葉が目に
飛び込んできた。普通に歩いていたら見落としたかも知れない。(笑)2003.6.27

2004.7.1　江別市　野幌森林公園	2003.6.27　札幌市
Nikon COOLPIX995