イワニガナ　（岩苦菜）
Ixeris stolonifera
別名：ジシバリ
キク科　ニガナ属

低地〜山地の草地など日当たりのよいところに生え、茎の高さは８〜１５センチ。枝先に、直径２〜
２．５センチの黄色の頭花を１〜２個つける。葉は卵形〜広卵形で、薄く、長い柄がある。少しでも
土があれば岩の上にも咲くので岩苦菜というが、細い茎が地面をはい、ところどころで根を下ろして
地面を縛るように広がるので、ジシバリ(地縛り)ともいう。

花期：４〜６月　　分布：日本全土

イワニガナは、ポロト自然休養林の遊歩道沿い(カムイ入口〜ビジターセンター)やビジターセンター
周辺で見られた。2008.6.8,15

2008.6.8 Canon EOS 20D ＋EF100mm F2.8マクロ	ビジターセンター前の広場では群生が見られた。 2008.6.15 Canon Power Shot G7
白老町　ポロト自然休養林

イワニガナの北海道での一般的な花期は５月頃だという。今年の北海道は、例年に比べ平均気温が
低い。７月も５月中旬〜６月上旬の陽気で、涼しいというより寒い日が続いた。イワニガナの花が７月
中旬に見られたのは今年の天候と無関係ではなさそうだ。2003.7.14

2003.7.14　札幌市 Nikon COOLPIX995