ホザキシモツケ　（穂咲下野）
Spiraea salicifolia
バラ科　シモツケ属

低地〜亜高山帯の湿った草地などに生え、茎の高さが１〜２メートルになる落葉低木。
茎頂の円錐状花序に、直径５〜８ミリの淡紅色の花を密につける。花弁、萼片は５個。
雄しべは多数あり、花弁の外側に長く突き出る。
葉は互生し、披針形〜広披針形で、先は鋭くとがる。縁には鋭い鋸歯がある。

花期：７〜９月　　分布：北海道、本州(北部､中部)

ホザキシモツケは、ヨコスト湿原一帯で見られ、日当りの良い湿原の周辺では群落を成している。2014.7.20

白老町　ヨコスト湿原
日当りの良い湿原の周辺では群落を成している。 2014.7.20 Canon EOS 5DMK2+SIGMA AF50mm F2.8 MACRO
花穂には餌を求めて 色々な昆虫がやって来る。 2008.7.27 Canon EOS 20D ＋Canon EF100mm F2.8 マクロ	蛾の成虫(エダシャクの 一種か？)がいた。 虫を捕食したのか、それとも 花粉を食べて いるのだろうか？ 2012.7.22 Canon EOS 5DMK2 +SIGMA AF50mm F2.8 MACRO