ハイマツ　（這松）
Pinus pumila
マツ科　マツ属

高山帯の尾根筋など、風当たりの強い場所で地面を這って群生し、幹の高さが０．５〜２メートル
ほどになる常緑低木。
雄花は長さ８〜１０ミリの紅紫色で、今年枝の基部に多数つける。雌花は長さ約６ミリの紅紫色で
今年枝の先に２〜５個つける。球果(松かさ)は、翌年の秋に熟し、長さは３〜５センチ。
葉は針状葉と鱗片葉があり、針状葉は５本が束になってつく。

花期：６〜７月　　分布：北海道、本州(中部地方以北)

ハイマツは、オロフレ山の登山道沿いで見られた。標高が１０００メートル前後の道央の山域で
見られるとは思っていなかった。しかも、花が咲き始めたばかりだった。2016.6.19

同じ失敗を繰り返すとは・・・。2013.7.21

ハイマツに雄花と雌花があることを知らず、花数の多い枝(雄花)ばかりに気をとられてしまった。2003.7.15

壮瞥町　オロフレ峠
左：雄花は長さ８〜１０ミリの紅紫色で、今年枝の基部に多数つける。 今年枝の先に雌花が見える。 右：雌花は長さ約６ミリの紅紫色で今年枝の先に２〜５個つける。 2016.6.19 Nikon COOLPIX P7700
大雪山(姿見の池散策路周辺)
雄花 右は黄色い花粉を撒いている雄花。 2013.7.21 Canon EOS 5DMK2+Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM
大雪山(姿見駅〜裾合平)
雄花 2003.7.15 Nikon COOLPIX995