ツノゼミ
Butragulus flavipes
カメムシ(半翅)目　ヨコバイ亜目　ツノゼミ科

ツノゼミは、「角蝉」と書くのだろうか、ツノゼミ科の一種で、成虫が蝉に似ること、前胸背板が角状に
張り出すことに由来するものと思われる。

成虫は、７〜８月に現れ、体長は７ミリほどで小さい。前胸背板が角状に張り出す。


わが家では、８月になると、バラ、ソメイヨシノ、フジなどで見られる。体長が１センチに満たないので、感づかれる
ぎりぎりまでレンズを近づける。しかし、ツノゼミの警戒心が勝り、いつも逃げられる。

フジの枝にいた。さらにレンズを近づけると逃げられた。 ２０１５．８．２２
ソメイヨシノの若い枝につがいがいた。交尾の瞬間を撮ろうと待ち構えて いたら、近づきすぎたのか逃げられてしまった。体長は７ミリほどだった。 ２０１０．８．１５
ソメイヨシノの幹をうろついていた。 ２００９．８．７
バラ(ブルーシャトー)にいた。体長は７ミリほど。 ２００８．８．１７