カンパニュラ カルパチカ
Campanula carpatica cv.
キキョウ科 ホタルブクロ(カンパニュラ)属

カンパニュラ・カルパチカは、中央ヨーロッパなどが原産の多年草で、茎の高さは15〜20センチ。茎先に、直径
約4センチの青紫色や白色の花を1個つける。花冠は広い鐘形で、浅く5裂し、裂片の先はとがる。雄しべは5個
雌しべは1個で、先は3中裂し、平開する。萼は5個で、針形。花床には長さ1〜2ミリの立った毛がある。
葉は、互生し、広披針形〜卵形で、基部は心形。縁には不規則な波状の鋸歯がある。

わが家のカンパニュラ・カルパチカ’ホワイトクリプス’(Campanula carpatica cv. White Clips)は、2006年夏
ほたるが鉢植えで楽しむため近所の園芸店で買った。
ポツト苗を鉢に植えて観賞し、一冬を室内で越した。
翌春、戸外に出し管理したところ、7月中旬から花をつけてくれた。株が大きくなったので、半分を庭に移植した。
草丈が低いため、近所ではロックガーデンで楽しんでいるところもある。株がマット状に広がり、たくさんの花を
つけ見ごたえがある。鉢植えもよいが、カンパニュラ・アルペンブルーなど、同じ仲間の群植もよいかも知れない。

花期 7月中旬〜8月下旬

花は昨年のようにまとまって
咲かず、5〜6が常に咲いている
感じで次々に開く。

2007.7.24
鉢植え
花は口の広いお猪口のような
開き方をする。


2006.8.9

わが家での管理方法

増やし方 実生、株分けで増やす。種からも増やせる。
肥料 与えていない
病害虫 今のところ被害はない。
越冬 耐寒性があり丈夫。